最新モテファッションでバラ色の人生を

ココでは異性にモテるオススメファッションをご紹介しています。ほかにも気になったことなどを自由気ままに書いているので、よかったら読んでいってください!

十六夜が来る度に思うこと

毎年10月16日が来る度に、月がすごく恋しくなります。普通は十五夜が月夜のきれいな晩としてメジャーですが、私にとっては十六夜の月の方がすごく特別な存在なのです。

十六夜とはいざようといった戸惑う気持ちを表す意味も含まれています。普段は暗闇を透きとおるような美しい光で輝かせているかと思ったら急に雲隠れしてしまうといった気まぐれな月も、十六夜の夜は心に迷いを秘めながらひっそりと輝いているのかと思うと、何だかお月様にも手が届きそうな気持ちになれるのです。

この日だけは、お月様の心も私の方へ向いてくれるのではないかともう何度思った事かわかりません。届かない月に向かってきっと人は古代から様々な思いを込めて、十六夜、中秋の名月、小望月、蛾眉といった風にそれぞれの月夜に名を付けて読んでいたのかもしれません。古代の人は憧れる対象に対して、様々な魅力をたたえる時にこんな風に何か別の言葉で言い換える隠喩や比喩の言葉を好んで使っていたようです。私も月のように美しくありたいと夜空を仰ぎながら、毎年十六夜が来る度にその光の元で静かに夜空を見つめているのでした。